Amazon・楽天含め通信販売が増えていますが、宅配ボックスの設置の効果・メリットは？

Amazon・楽天含め通信販売が増えていますが、宅配ボックスの設置の効果・メリットは？

行動分析サービスを提供するニールセンデジタルが行った国内ＥＣサイトの利用実態調査によると、
2018年6月の「Amazon」の利用者数は約4000万人だったそうです。
日本人の約3人に1人がAmazonを利用していることになります。

インターネット通販があたりまえとなった社会の情勢もあり入居者に人気の設備ランキング2017（全国賃貸住宅新聞）では単身者向けで3位、
ファミリー向けで4位に宅配ボックスがランクされています。

築10年程度の分譲マンションならほとんどの物件に設置されている宅配ボックスですが、…
一方でＳＵＵＭＯ調べによる「付いていて当たり前」「付いていないと部屋を借りない」と思う設備・仕様には宅配ボックスはランクインして行いません。

なければ入居しないとされているエアコンやバストイレ別とは違い「あったらいいな」という設備ということでしょう。
「家賃が高くなるなら、なくてもいい」と思う設備（ＳＵＵＭＯ調べ）の14位には宅配ボックスがランクインしていることから宅配ボックスの有無の家賃への影響は少ないと思われますが、
「あったらいいな」という設備がついている物件は入居者の満足度が高くなり退去抑制という面では効果があります。

リース契約の宅配ボックスなら設置工事費10,000円程度、月額10,000円程度から設置することができます。
共用設備である宅配ボックスならば、1台でマンション（アパート）全体の価値向上に役立つので競合物件との差別化や空室対策としては比較的リーズナブルな部類に入ります。

宅配ボックス大手のフルタイムシステムによるとコンピュータ式宅配ボックスの場合、世帯数の約30・35％、ネットに接続して遠隔管理できるタイプは世帯数の約20・25％がボックス数の目安となります。

設置スペース・設置に必要な電源等があるならば空室対策として検討しても良いと思います。

宅配ボックスの設置の効果・メリット