外国籍の方向け賃貸住宅の物件購入のポイントは？

外国籍の方向け賃貸住宅の物件購入のポイントは？

先日、外国籍の労働者の受け入れを拡大する「基本方針」が閣議決定されました。今後も外国籍の入居者が増えていくことを考え、外国籍の方向け賃貸住宅の購入を検討しているのですが、注意点・ポイントはどのような点でしょうか？

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当社はJR新宿駅に近いため韓国籍や中国籍の方が圧倒的に多いです。

最近ではベトナムやインドからの入居者も増加しております。
一概に外国籍と言っても中央アジア、東南アジア、欧米、中東など宗教や文化、食生活も異なります。

インドやパキスタンでは… 料理に香辛料を多く使うため近隣からの匂いに対する苦情や、退去時の排水管などにこびり付いた匂いを取るため余計な費用が発生することもあります。

入居審査の一番ポイントは日本語が理解できるかどうかです。

賃料の滞納や、退去時の原状回復工事は保証会社や保険を活用することで回避出来ますが、ゴミ捨出しの問題は一番苦労します。

当社でも約８割ベトナム人留学生が入居中の管理物件が千葉の柏市にありますが、ごみ出しのルールは地域ごとに異なるため、日本人でも戸惑うことが多いと思います。
ましてや日本語が理解出来ない外国籍の方にはかなりのストレスかと思われます。
実際に、分別されてないゴミを自治会の人が所有者を割り出し、玄関ドアの前に戻されたこともありました。
その外国籍の方からしたら、自分の捨てたゴミが玄関前にあることで、嫌がらせを受けたと誤解し近隣住民との関係も悪化してしまいます。

また、回収されないゴミをカラスや猫が散乱させることもあります。
そういった事態を想定して外国人の管理や外国語を話せる管理会社に委託することが必要です。
外国籍の方をうまく受け入れることが不動産投資の成功の近道と思われます。