不動産投資で管理会社選びを失敗しないために|ベテラン大家が語る本当の見極め方

東京都在住
オーナー歴20年を超えるベテラン大家
過去の失敗談も全てお話いたします!
物件を購入したあとに待っているのが「管理会社選び」。
家賃回収や入居者対応、トラブル処理など、管理の質によって収益が大きく左右されます。
私も過去に「安さ」で選んで痛い目を見た一人です。
今回は20年以上のオーナー経験をもとに、管理会社選びで失敗しないためのポイントをお伝えします。
正直に言います。私は過去に「管理会社選び」で大失敗したことがあります。
当時は物件を買ったばかりで、管理会社なんてどこも同じだろうと思っていたんです。
「管理料が安いし、評判も悪くなさそうだし」と軽い気持ちで契約。
でも、半年も経たないうちに入居者トラブル、報告の遅れ、空室放置……。
結局、管理会社を変えるまでに数十万円単位の損失が出ました。
あのとき、もっと慎重に選んでいれば。
そんな反省から、これから物件を買う人や管理を任せる人に、
「管理会社選びで失敗しないためのポイント」をお伝えしたいと思います。
1. 管理料の安さに惑わされるな
初心者の頃は「管理料が3%より2%の方がお得」と思いがちです。
でも実際は、安い会社ほど対応が遅く、報告も雑なケースが多い。
私が最初に頼んだ会社もそうでした。
クレーム対応を「週明けに確認します」で済ませ、結果、入居者が退去。
1ヶ月分の家賃どころか、原状回復費まで持ち出しになりました。
今ならはっきり言えます。
「安い管理料」は、安定運営の敵です。
管理は“コスト”ではなく“パートナーシップへの投資”と考えるべきです。
2. 現場対応力を見るなら“スピードと誠実さ”
管理会社の力量は、トラブル対応でわかります。
電話してすぐ折り返してくれるか?
報告メールが丁寧か?
現場写真を送ってくれるか?
こうした小さな積み重ねが信頼を作ります。
私は今の管理会社に変えたとき、最初の修繕報告で驚きました。
たった2時間で現場確認→見積→写真添付のメールが届いたんです。
それ以来、トラブルが起きても不安になることはなくなりました。
スピードと誠実さ、この2つが管理の質を決めると痛感しています。
3.担当者の「人柄」と「経験値」が9割
会社の規模よりも、担当者がどんな人かが重要です。
実際、同じ会社でも担当が変わるだけで物件の稼働率が変わることがあります。
以前、担当が新人さんに変わったタイミングで、報告漏れや募集遅れが続出。
こちらから改善提案をしても「上に確認します」の一点張り。
結局その半年で、空室が2部屋も出てしまいました。
今では、契約前に必ず「担当者がどれくらいの物件数を持っているか」「管理歴何年か」を聞きます。
人間関係が信頼できる相手でないと、長期的な運営は絶対にうまくいきません。
4.定期的な“情報共有”ができるか
管理会社に任せっきりでは、物件の実情は見えてきません。
私は今、3ヶ月に1回「管理レポート」をもらうようにしています。
家賃入金状況、入居者の属性、近隣競合物件の動向など。
この情報を元に家賃設定やリフォーム計画を考えると、
運営の判断が格段にしやすくなります。
もしこうした情報共有を嫌がる会社なら、
それは「物件のことを真剣に考えていない」証拠です。
管理を任せる=丸投げではなく、一緒に運営してくれるパートナーを選ぶ、
この意識が何より大切です。
管理会社選びは、不動産投資において“第二の購入”と言っても過言ではありません。
物件は買い替えられても、信頼できる管理会社はそう簡単に見つかりません。
私は安さで選んで痛い目を見たからこそ断言できます。
「安心して任せられる相手に出会えるかどうか」で、投資の成否が決まる。
焦らず、複数社と話し、担当者と直接会って見極めてください。
管理会社は“費用”ではなく、“パートナー”です。
この意識を持つだけで、失敗のリスクは確実に減ります。
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