不動産投資大家さんコラム|不動産投資博士|私がやらかした失敗談と、そこから学んだこと

←不動産賃貸経営博士
不動産投資不動産投資大家さんコラム > 私がやらかした失敗談と、そこから学んだこと

私がやらかした失敗談と、そこから学んだこと

DIY好き大家

趣味が高じて、
古いお家を蘇らせて貸し出してます。

皆さん、こんにちは!
古い戸建てをDIYで蘇らせるのが生きがいの、DIY大家です。いつも読んでいただき、ありがとうございます。

これまでは、物件選びのコツだとか、DIYリフォームのアイデアだとかをお話ししてきました。
でも、正直に白状します。私、失敗ばっかりしてるんです!
採寸ミスなんて日常茶飯事、ペンキをひっくり返すなんてお約束、「これ、どうすんの…」と頭を抱えたことも一度や二度ではありません。

でも、そんな失敗だらけの私だからこそ今があるとも考えています。
今回は、これからDIY大家を目指す皆さんが、私と同じ轍を踏まないように…いや、むしろ失敗を恐れずにチャレンジできるように、私の恥ずかしい失敗談と、そこから得た教訓をお話ししたいと思います!

失敗談その1:測ったはずなのに入らない冷蔵庫

これは、私がDIY大家としてまだ駆け出しの頃の話です。
2軒目の物件で、キッチンをガラッと変えようと意気込んでいました。
古い薄暗いキッチンを、明るく使いやすい空間に!と。

目玉は、壁際にピッタリ収まる大きな冷蔵庫スペースを作ること。
何度もメジャーで測り、「よし、幅70cm、高さ185cm、奥行き75cm!
このスペースさえ確保すれば、今どきの大概の冷蔵庫は入るはず!」と確信。
壁を作り、床を貼り、我ながら完璧な仕上がり!と自画自賛していました。

ですが、入居者さんが持ってきた冷蔵庫が、ほんの数センチ、入らない! 慌てて駆けつけると、冷蔵庫の「扉の厚み」分、壁から出っ張ってしまい、隣のシンクの引き出しが開かない。
原因は明白。私が「冷蔵庫本体のサイズ」しか頭になく、「扉を開けた時の軌道」や「放熱スペース」を全く考慮していなかったのです。
寸法図では完璧でも、実際に「使う」場面を想像できていなかったんですね。
モノのサイズだけでなく、それがどう「使われる」のか、動線や周辺との干渉までイメージすることが本当に重要だと痛感しました。

失敗談その2:「いけるっしょ!」で挑んだ漆喰塗り

DIYのスキルが上がってくると、「なんでも自分でできるんじゃないか?」という、根拠のない万能感に襲われることがあります。
ある和室の壁を、憧れの漆喰(しっくい)で仕上げようと思い立った時のこと。
YouTubeで動画を数本見て、「うん、イケるっしょ!」。
シーラー(下地材)も塗らずに、古い繊維壁の上に直接、コテで漆喰を塗り始めました。

…塗っても塗っても、壁が漆喰を吸い込んでいく!
下地の繊維壁が水分を含んでフニャフニャになり、漆喰の重みでボロボロと剥がれ落ちてくる…。
結局、その壁は一度すべて剥がし、下地からやり直すことに。
専門書を読み漁り、ホームセンターのDIY教室にも参加して、正しい知識と手順を学び直しました。
DIYの仕上がりは、8割が「下地処理」で決まる、と言っても過言ではありません。
面倒でも、基本の手順をすっ飛ばさないこと。
そして、「たぶん大丈夫」ではなく、「なぜそうするのか」という理屈を理解すること。
知識への投資を惜しんではいけないと、あのボロボロの壁が教えてくれました。

他にも、配管の接続が甘くて水漏れさせたり(すぐに気づいて大事には至らず…)、
ドアの蝶番(ちょうつがい)を左右逆につけて「あれ?閉まらない」となったり、小さな失敗は星の数ほど。
でも、失敗するってことは、それだけ「挑戦した」ってことの証でもありますよね。


最初からうまくいく人なんていません。
失敗して、悔しくて、調べて、考えて、また挑戦する。
その繰り返しが、DIY大家としての血肉になっているのは間違いないな、と感じています。
これからDIYを始めようという皆さんも、失敗を恐れすぎないでくださいね。
私もまだまだ失敗しながら、悩みながら、でも、最高に楽しみながら、次のDIY現場に向かいます!

p?

あなたにおすすめの収益物件

収益物件クイック検索

⇒詳細条件から検索をする

無料売却査定依頼