不動産売却依頼で専任媒介・一般媒介どちらが良いでしょうか？｜不動産投資博士

ズバッ！
一棟マンションであれば経験のある信用できる企業に6ヶ月は専任で任せたほうが良い！
区分・一棟マンションであっても、ネットや複数の会社で掲載されていたりすると、購買層からすると、「高いのかな？人気ないのかな？」と心理的に思われやすくなります。

だからと言って必ずしも専任媒介の方が良いという事ではないです。売却希望者からすると、早く高く売りたい、複数の業者に依頼すれば競い合って価格上がるのではないか？と思われるかもしれないですが、一般媒介で他社にも依頼してれば、業者としては販売に力を入れない事が多いです。

ただし、借入がある場合は残債より高く売れなければ別途お金を出す必要があるので注意が必要です。

得に一棟マンションであれば経験のある信用できる企業に6ヶ月位は専任で任せた方が良いと思います。交渉なども業者が責任を持ってして頂けるので、スピードも大事ですが大事な事が抜ける方がデメリットです。

一般媒介では、スピードばかり意識して伝えたい事が伝えられず上手く話を進められたな。という事も出てきます。
専任では、二週間に1回以上の報告が来ますので市況や反響数等を知る事が出来、相場も分かって来ますので指値が来ても売る、売らないの基準が出来てきます。今回のケースでは専任が良いかと思います。

会社によっては、高く買取るといったものの、一向に話が進まず時間だけが経過し、ますますキャッシュフロー状況が悪化してしまったという事例もあります。

ズバッ！
一番大切なのは媒介契約の種類ではなくどの会社に任せるか！
専任にした時の最大リスクは、任せた業者が期待外れであった場合、一定期間は他社に依頼できないので、任せていた時間が機会損失となる。

そのようになれば売り時期の好機を逃し兼ねないリスクが有り、それに比べ一般は期待外れな業者に万が一依頼したとしても同時期に競合（複数社依頼することで）他社ならではの顧客開拓を屈して競い依頼主様へ他社価格よりも高く価格を依頼主様にお届けする競争効果が出るかと思いますが、やはりいちばん大切なのは媒介契約の種類ではなくどの会社に任せるかということ。

本当に信頼がおける会社であれば一般も専任も無く依頼主様の為に働いてくれるはず。

そんな動きをしてくれる会社を探す為には、仲介会社そして担当者としっかり話す機会をもつこと。

決して一般媒介契約をたくさんの会社と結ぶことが近道となるわけではないですが、売却理由を明確にしてズバリ信頼をおける業者のみを複数媒介契約を結ぶ事の出来る『一般』を選びご納得（より高額）売却活動のパートナーを選別する必要があるかと思います。

ズバッ！
「高く売却したい！」という気持ちをぶつけるべき！そして、この人ならという担当に出会えれば専任契約を！
大事な資産をより高く売却したいと思うのは自然なお気持ちかと思います。

般か専任どちらがいいかというご質問は私もよく頂きます。
そういった時私は専任をお勧めしております。

その理由としてよくあげられるのは、専任であれば少なくとも片方からの報酬が高い確率で頂ける為広告にかける予算や時間をかけやすいという点がありますが、私はそれだけではないと考えています。

大事な資産を売却する事をオーナーから専任で頂けるという事は、オーナーにそれだけ信頼をしていただけているということであり、信頼を寄せて頂いているオーナーの希望には、少しでも応えていきたいと思うのが営業担当です。

先ずは一般か専任で悩むより、近隣の不動産店を直接訪ねてご相談をしてみてください。
そしてより高く売却したいというお気持ちをそのまま営業担当にぶつけてみてください。
当然そのお気持ちに対して理由と根拠を提示した上で、販売価格を提案してくれます。
その上でオーナーがこの人になら任せられると思う営業担当に出会えれば専任でお任せするというのはいかがでしょうか。