
知り合いの投資家が法人化をしているのですが、法人化のメリット・デメリットを教えてください
不動産投資をしているオーナー様、「法人化」のお勧めを色々な業種から提案があるかと思います。不動産の法人化には2種類の運営方法があります。
@ 管理をお願いし管理費を払う
⇒収入の10%〜15%が法人に移転する
A 人に不動産を所有させる
⇒収入は全部法人となる
それでは、法人を活用する目的はなんでしょうか。
下記のようにいろいろとメリットのある法人化ですが、デメリットもあります。
@法人の帳簿作成、法人税の申告もしなければならない
A管理型ではインパクトが少ない
B所有型の場合、物件の移転に資金がかかる。
登録免許税、不動産取得税などの税金、法人の買取代金の準備など。移転はお金を稼ぐ建物だけでいいでしょう。
また、そもそも所得移転、株式移転などせず、株主も自分、役員も自分ということであれば、あまりメリットは生まれないでしょう。あくまで目的が大事です
法人化の活用目的
1:自分以外の家族を社員として従事させて給与を払う
自分以外に所得が分散します。自分に収入が集中すると税率が高い、家族だと税率が低い。一族として税金流出を抑え、また生前贈与と同じような効果があります。給与が低ければ、扶養家族とすることもできます。2:税金を先送りしたい
法人の役員、従業員のために生命保険に加入する場合は、対外の商品は半分若しくは全額損金計上でき、法人税を圧縮することができます。将来保険金を貰ったときは収入となりますが、退職金を費用計上する、大修繕を費用計上する、など、計画的に費用と充てることにより目的に沿った使い方ができます。3:退職金をもらいたい
退職金は控除があり半分課税なので、所得税が抑えられる。死亡退職金は500万円×法定相続人数まで非課税です。保険と併せ、会社に備蓄したお金を節税しながら個人に移転できます。4:相続や贈与しやすい
物件の所有権を移転するのは資金もかかり大変ですが、株式であれば移転は簡単。小口にして毎年贈与もできます。5:個人で所有するよりも株式の方が評価が下がる
類似業種の株式評価と折衷価額になる場合、株価が下がる可能性があります。

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