アパート売却で得た「資産」をどう育てる?50代オーナーが考える次の戦略

50代自営業
5棟あるアパートの出口戦略検討中。方向性や考えをコラムとして記しておきます。
先日、僕が真剣に考えている「出口戦略」についてお話ししました。
築古アパートを売却することで、管理の手間や将来の修繕費といった悩みを解決し、次のステップに進む準備を始めたわけです。
さて、いざ売却が決まると、今度は「手元に来たこのお金を、どうやって次の投資に活かしていくか?」という、また新しい課題が出てきます。
これは、人生の後半戦をどう描くかという、僕たち50代にとって、とても大事な選択になります。
今回は、僕が考えているお金の「育て方」についてお話ししたいと思います。
1.資産を「育て直す」ための3つの方向性
売却で得たお金は、ただ銀行に置いておくだけではもったいないですよね。
僕は、お金を「生きた資産」として、どう育て直すか、大きく3つの方向性で考えています。
1. 金融資産にシフトしてリスクを分散する
これまでは、僕の資産のほとんどが不動産でした。
不動産はインフレに強いというメリットがありますが、売却する時にお金にするのが大変(流動性が低い)というデメリットもあります。
そこで、売却益の一部を、株や投資信託といった金融資産に振り向けることを考えています。
金融資産は、不動産に比べて手軽に売買できますし、万が一の時にもすぐに現金に換えられます。
また、複数の銘柄に分散投資すれば、リスクを抑えることも可能です。
僕のような自営業者にとって、いざという時の備えや、より柔軟な資産運用を考える上で、このリスク分散はとても大切だと思っています。
2. 手間のかからない「新しい不動産」に買い替える
売却益をすべて金融資産にするのではなく、引き続き不動産投資を続けるという選択肢も当然あります。
ただ、50代の僕が次を選ぶなら、これまでとは違う視点が必要です。
・手間がかからない物件: 地方の築古アパートを売却した分、都心のワンルームマンションや、新築のアパートなど、管理の手間が少ない物件を探したいです。
・安定した収益が見込める物件: 人口が増え続けているエリアや、大学・病院の近くなど、常に借り手の需要がある場所の物件を狙います。
・融資を受けやすい物件: 銀行からの評価が高く、将来的にまた売却する時もスムーズに進められる物件を選びたいです。
3. 本業の事業資金として活用する
これは自営業者ならではの選択肢かもしれません。
不動産投資で得た知識と経験は、本業の事業にも活かせると感じています。
売却益を本業の新しいプロジェクトの資金にしたり、新しい設備を導入したりすることで、事業をさらに成長させるチャンスに繋がります。
僕の場合、不動産投資は本業を支える「副業」のような位置づけでした。
これからは、不動産で得た知見を活かして、本業と資産形成をより密接に結びつけていければと考えています。
2.大切なのは「自分のゴール」を再確認すること
最終的にどの道を選ぶかは、人それぞれ違います。
大切なのは、ただお金を増やすことだけじゃなく、「これからどんな生活を送りたいか」という自分のゴールを再確認することです。
僕にとってのゴールは、精神的な余裕を持ちながら、家族との時間を大切にし、そして自分の事業をさらに発展させていくことです。
売却で手に入れたお金は、そのゴールを達成するための「燃料」のようなものです。
この燃料をどう使うか、しっかり考えて、次の一歩を踏み出したいと思います。
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