派手なリフォームより大事なこと。建物を長持ちさせるための季節のメンテナンス
2026-06-24更新

趣味が高じて、
古いお家を蘇らせて貸し出してます。
こんにちは、DIY大家です。
今回は一見華やかなビフォー・アフターの裏側にある、地味で泥臭い季節のメンテナンスについてです。
古い戸建てを再生して貸し出すと、どうしても新築マンションのようにほったらかしにしておくわけにはいきません。
特に日本の気候は四季の移り変わりが激しく、建物にかかる負担も大きいです。
大掛かりな修繕費用を発生させないために、私が季節ごとに行っているルーティンをご紹介します。
1.梅雨入り前・台風シーズン前のチェック
木造の古い家にとって、最大の天敵は雨です。
雨漏りが一度発生すると、天井の張り替えやカビの処理など、被害が広がって数十万円単位の出費になります。
まず、梅雨入り前と秋の台風シーズン前に、物件の外回りを点検します。
特に雨樋の詰まりは要注意です。
近くに大きな木がある物件だと、落ち葉や泥が詰まって雨水が溢れ、そこから壁を伝って室内に水が回ることがあります。
長いトングを持って、詰まりを掃除するだけで防げるトラブルは多いです。
それから、家の周りの排水桝を開けて、泥やゴミが溜まっていないか確認します。
ここが詰まると、大雨の時に庭がプールみたいな状態になり、最悪の場合は床下浸水のような状態になってしまいます。
2.夏の草むしり・越境対策
夏場、空き家期間がある物件や、入居者さんがご高齢で庭の手入れが難しい場合、一番問題になるのが「雑草」です。
雑草の生命力は凄まじく、1ヶ月放置するだけでジャングルのようになります。
見た目が悪いだけでなく、蚊などの害虫の発生源になり、ご近所への迷惑(枝葉が隣の敷地にはみ出す「越境」)にも繋がります。
除草剤を適切に撒いたり、あらかじめ防草シートと砂利を敷き詰めたりして、できるだけ手がかからない対策を施しています。
夏場に現場に行くときは、熱中症対策を万全にして、短時間で作業を終わらせるようにしています。
3.冬の凍結・乾燥対策
冬場に特に注意が必要なのは、北国でなくても「水道管の凍結」です。
特に空き家(リフォーム中や入居者募集期間)の物件は、水が動かないため凍結しやすく、管が破裂すると大変なことになります。
事前に物件に行き、水道メーターのバルブを閉めて水抜きをしておいたり、外に露出している配管には、ホームセンターで買ってきた保温材を巻き付けて対策をとるようにしています。
こうした作業は、どれも地味で、やっていても誰かに褒められるわけではありません。
しかし、こうした「小さな予防」の積み重ねが、10年後に建物の状態として大きな差になって現れます。
人間の健康診断と同じで、大病になる前に小さな不調を摘み取ることが、長生きの秘訣ですね。
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