
施設賠償責任保険とは? 火災保険に加えて加入するメリットは?
施設賠償責任保険は、
1. 施設の安全性の維持・管理の不備や、構造上の欠陥
2. 施設の内外で通常行われる業務の遂行
が原因となり、他人にケガをさせたり、他人の物を壊したりしたために、被保険者が損害賠償責任を負担させられた場合に被る損害を補償する保険です。
よく似た保険の個人賠償責任保険が自分や家族などの「個人」が与えた損害を補償するのに対し施設賠償責任保険は所有する建物や設備などの「施設」が与えた損害を補償するものです。
◇ 建物の外壁タイルがはがれ落ちて通行人にケガをさせてしまった。
◇ 給排水設備が水漏れを起こして入居者の家財を壊してしまった(入居者の過失がない場合)
などのケースが該当します。
火災保険や地震保険との大きな違いは保険金が下りるのは第三者に対する法律的な損害賠償責任が生じた場合のみということです。
全ての保険に同じことが言えますが、保険は手元の資金で対応できない事故に備えて加入するものです。
保険は加入した時から(免責期間を除く)該当する事故が起きればいつでも同じ補償が受けられますから手元の資金にゆとりのない人ほど加入を検討しなければなりません。
近年、想定外の天災が多数起きています。大雨が降ったり、強風が吹いたり、その時には何も起きなくても建物にはダメージが蓄積されている可能性があります。
一般的に施設賠償責任保険は補償内容によりますが、月々数千円程度の保険料で加入することができます。人通りの多い場所にある建物や築年数の古い建物などのオーナーは加入を検討しても良いでしょう。
建物のメンテナンス状況は入居率に対しても大きな影響がありますので、保険に加入したからといって所有物件の定期的なメンテナンスは怠らないようにして下さい。
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