ローンの金利を下げたいと考えていたところ、金利3%でいいという銀行があり借り換えを決断しました。|不動産投資博士

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ローンの金利を下げたいと考えていたところ、金利3%でいいという銀行があり借り換えを決断しました。
それ合ってる?大家さん【物件の買い方編】

ローンの金利を下げたいと考えていたところ、金利3%でいいという銀行があり借り換えを決断しました。

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今回の相談者
K.Nさん 
(45歳 東京)

とにかく現在のローンの金利を少しでも下げたいと思っていたところ、つい先日、不動産投資を行う友人からローンの借り換えで1%も金利が下がった話を聞き、そこで他行の銀行に話を聞いてみると「うちであれば金利3%で借り換えが可能ですよ! 」との事。
金利が下がるならこんなうまい話しはないと思い、借り換えを決断しようと思いました。

ストッピー

今回のケース

不動産・法律分野の専門家に、
今回のケースに対して
回答していただきました。
各分野の専門家の意見を見てみましょう。

借換えを行う前に、毎月のキャッシュフローを確認する必要があります

株式会社
エストハウジング
部長 松沢 祐一

借換えを行う前に、以下の4点ほど確認しておいたほうが良いと思います。

まず第1 に、借換えをすることによって毎月の支払い金額がどれほど軽減されるか、金利は下がっても、返済期間 の短縮により毎月の返済金が増えることがあります。

第2 に、「金利3% です」が、融資金の返済が終了するまで固定金利で借りられるのか、確認することが必要です。
固定金利期間が過ぎると金利が上がってしまう場合があります。
結果として支払い総額が増えてしまう場合があります。

第3 に、借換えに伴う諸費用がいくらかかるか、事前に算出しておきましょう。
発生する諸費用として、@一括弁済手数料、A新たな抵当権設定登記費用、B融資事務手数料、これだけの諸費用を支払っても借り換えのメリットが出るかどうかです。

第4 に、まれなケースですが、借り換えをされる金融機関によっては、「取引の終了」と判断することがあります。
今後の融資取引が難しくなる場合がありますので、このあたりも確認されておいた方がよいと思います。

結論として、借り換えをする前に、上記のメリット・デメリットを両方の金融機関によく確認をしてから動くようにしてください。
株式会社エストハウジング
株式会社エストハウジング 【住所】〒333-0801 埼玉県川口市東川口3丁目1-4 【TEL】048-290-3100
【FAX】048-290-3101
不動産のプロ
今、借り換えをしようとしても、融資を断られたり、手間賃のほうが多くかかる可能性があります

株式会社
ライフ住宅販売
次長 岩佐 栄治

いろいろ心配なポイントはありますが、まずはアパート購入後1 年での借り換えというところです。
仮に金利が下がったとしても他の金融機関に借り換えとなりますと、今後新たに収益物件を増やす際、最初に借りていた金融機関の印象が悪くなり、次回の申込み時、融資を断られるかもしれません。
また、0.5%の金利ダウンの場合、借入期間や手数料を鑑みますと、もしかすると借り換えの手間賃のほうが多くかかってしまうかもしれません。
さらに、友人は1%下がったといっておられますが、相談者さんは0.5%で良いのでしょうか?
もし本当に経費の削減をお考えであれば、複数の金融機関に打診したほうが良いのではないでしょうか?
株式会社ライフ住宅販売
株式会社ライフ住宅販売 【住所】〒600−8385 京都市下京区五坊大宮町96番6 【TEL】 075-813-3700
【FAX】075-813-3737
不動産のプロ
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