
今後、自動運転普及によって駅近物件の需要の変化や不動産価格に影響は出てくるのでしょうか?

私は自動運転の専門家ではないので、詳しいことは分かりませんが、なんの制限もなく、自動運転車が街中を走行している段階になるには、技術的な課題や法整備がされないと実現ができず、まだ時間がかかるというのが報道等の内容かと思います。
実用段階になるまで、どの程度の時間が必要か分からないので、仮定の話になりますが、都市部の物件に関しては自動運転が普及してもそれほど影響はないだろうと思います。
駅近物件の需要が高いのは、通勤通学の便が良いということが大きな理由です。
自動運転が実用化したとしても、都市部に関しては渋滞や駐車場が確保できない等の理由から、通勤通学で車が利用できない可能性が高いため、影響は少ないだろうと思います。
自動運転と同時にテレワークなどが進み通勤の概念が大きく変わらない限りは、渋滞と駐車場不足で都市部の車通勤は現実的ではないでしょう。
車で通勤をすることが一般的な地域では多少の影響があるかもしれませんが、今の日本の労働環境においては自動運転の不動産への影響は少ないと思います。
自動運転においては、駅近物件よりも郊外や地方の不動産への影響が考えられます。
リタイア後の住まいの選択肢として、生活において車が必須となるような地域が選ばれる可能性が今よりも高くなるなどの影響です。
技術の進歩は今までの生活を一変させます。
今では通勤電車でスマートフォンを見ている人がたくさんいるのが当たり前の光景ですが、初代iphoneが発売されたのは2007年、10年ちょっとで生活が大きく変わりました。
将来、自動運転やテレワークが不動産価格に影響を与える日が来るかもしれませんが、それはもうしばらく先の話だろうと思います。

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