不動産投資を始める方へ。物件選択・時期・業者選びのポイントをアドバイス！ -株式会社新日本コンサルティング-｜不動産投資博士

一棟マンション、一棟アパートなどの収益物件をおすすめします。
理由は、一棟アパートや一棟マンションなどを購入する場合は、基本的に土地も一緒に購入できるからです。
土地は価格が安定しており、将来物件を売却するときの出口戦略も考えやすいという特徴があります。

また、区分マンションに比べると収支がいい物が多いです。
融資を受けて区分マンションを購入する場合、新築や築浅の物件になってきます。
（築古だと金融機関からの融資を受けられないケースが多く、現金購入となることが多い）
その場合、価格が高い物件が多いため収支状況が悪くなってしまいます。
その反面、一棟ものの物件では築古でも融資が受けやすく、キャッシュフローもしっかり確保できます。

ちなみに、銀行から融資を受けるためには評価が高い物件を探さなくてはいけません。
・積算価格が高い
・利回りが高い
・物件の稼働率が高い
・築浅
上記のような物件は評価が高く、融資も受けやすいです。

しかし、現在の市場にはこのような好条件の物件は少ないため、競争率も高くなっています。
運良く好条件の物件に出会った場合は、素早い判断が必要となるかもしれません。

現状で一般の仲介会社から収益物件を購入するのであれば、今は少し待った方がいいかもしれません。

今、物件の売却を考えているオーナーは強気の方が多いです。
市場の価格が高くなっており、自分の物件も高く売れると考えているようです。
実際に、仲介会社から紹介されていた物件が最初の価格よりも1,000万円以上高くなっているものもあります。
市場の価格よりも安く購入できる物件が見つかった場合は、購入しても良いですが、
現状では難しくなってきています。

逆に、所有している収益物件を売却する時期としてはいい時期だと思います。
しかし、物件の価格が高い状態もあと数年くらい、オリンピックの前くらいまでではないでしょうか。

アフターフォロー以外でも注意する点があります。
様々な不動産会社がありますが、それぞれ得意としている専門分野があります。
普段、収益物件をあまり取り扱っておらず、経験値が少ない業者もあります。
そういった業者に仲介を依頼する場合、物件の調査不足や説明不足などの問題も起きます。

収益物件の購入をお考えの場合は、業者のアフターフォローの有無や専門としている分野の確認はしておいた方が良いです。